私が子供だった頃、
今から25年前くらいの事でしょうか、
母親が自宅で友人の内職を
預かってきた事を覚えています。
当時の主婦の内職といえば、
アルミ製のペンケースを組み立てて、
一つ一つビニールに入れて封を閉じ、
最終的にダンボールに
出来上がった物を詰めて完了という仕事でした。
1箱に500のペンケースが詰められていて、
ダンボール1箱分で
1,000円くらいと聞いたことがあります。
その他にも、当時の主婦の内職は
やはり手作業で何かを作る
という仕事が多かったようです。
ボールペンの組み立てや、
何かの付属部品の組み立てなどですね。
今でももちろんそういう仕事は
継続してあるのかもしれませんが。
そして、時代が変化して
やはり主婦の内職も
仕事内容が変わってきましたね。
インターネットがこれだけ一般的に普及されて、
ネットを利用した仕事が多くなりました。
家事や特に育児で忙しい、
介護で自宅を離れられないといった
主婦にとっては、都合のいい時間に
ネットでできる内職は好都合です。
ネットを通じてできる仕事も、
主にデータ入力や記事の編集、公正など
簡単にできるものもありますし、
資格を持っている人や得意分野がある人には
翻訳やデザインなどの仕事も
内職としてできるようになりました。
本当にインターネットが普及したことで、
内職の内容も幅広くなりましたし、
単価も外に出る仕事と比べたら
劣るかもしれませんが、
それなりに主婦が出来る範囲の内職としては
十分なのではないでしょうか。
今後も、このようなネットを介した
仕事の依頼や請け負いが簡単にでき、
かつ仕事の幅が広がれば、
外に出られない主婦にとっても、
内職とはいえライフスタイルにハリや
仕事のやりがいも出てくるのではないでしょうか。