ひとむかし前までは、
主婦の内職といえば暗いような、
ネガティブなイメージがありました。
極端にいえば、裸電球の下で
背中を丸めた女性が、
袋貼りをしているような
貧乏なイメージでしょうか。
今はそんなイメージを持つ人は
少ないかもしれません。
しかし、内職という言葉から
あまり明るいイメージは、
持ちづらいことに
変わりないかもしれません。
なぜなら、外に出ることなく
家の中でちまちま行う作業、
というのが暗くて
みじめな感じを与えるのでしょうね。
今ならネットを使って色んな仕事ができます。
データ入力とか、デザインとか、
プログラムとか、いろいろあるそうです。
ある意味自宅でフリーランスの仕事をしている人は、
主婦の内職とやっている内容は変わらない場合も、
なかにはあるでしょう。
つまり内職をしている主婦は、
言い方を変えれば、
「在宅でフリーランスの仕事をしています」
ということにならないでしょうか。
そう言えばなんだか格好いいし、
難しい仕事をしているように感じますよね。
元来、仕事には格好いい仕事も
格好悪い仕事もないと思うのです。
人が嫌がる仕事をするとすれば、
それはいいこと、と考えるべきですし、
プロの仕事は何であっても、
気持ちのいいものです。
たとえば、それが昔ながらの主婦の内職である、
造花つくりのような仕事であろうと、
ネット利用の最新のデザインの仕事であろうと、
プロとして素晴らしい仕事ができていれば、
それは誇れる、
立派な仕事だといえるでしょう。
自宅で働くことはとても現代的で自由です。
主婦の内職のイメージもこれからどんどん、
変わっていくことでしょう。